【邦楽】結婚式おすすめ楽曲 – オープニングムービーの選曲センスとは?
こんにちわ!大阪でクリエイターをしています、藤原ななえ(@fujiwara_nanae)です!
こだわって制作した映像、せっかくなら「YouTube(ユーチューブ)」をはじめとする動画共有サービスを利用して、たくさんの人に観てもらいましょう!とはいえ何からどう初めればいいのか分からないという方も多いと思いますので、できるだけ分かりやすく、オリジナル映像のシェア時に役立つ情報をご紹介しますね!
今回ご紹介するのは、結婚式おすすめ楽曲「オープニングムービー編」です。
ウェディングムービーを自作するってワクワクするものの、どんな曲を使ってどんな編集をするか悩んでしまいますよね。今回は、オープニングムービーにおすすめの楽曲として厳選した12曲をご紹介しますので、ぜひヒントにしてみてくだいね。では目次はこちら!
実はオープニングムービーは必須じゃない?
今日この記事にたどり着いたのは、式を控えるプレ花嫁さんやプレ花婿さん、入籍から時を経て式を挙げる仲睦まじいご夫婦ではないでしょうか。また幸せな二人からオープニングムービーを任されたご友人の方もおられることかと思います。まずは幸せなお二人とそのご家族ご友人に、私からささやかな祝福を・・・おめでとうございます!今回は“最高の一日”のオープニングを飾るに相応しい楽曲を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
オープニングムービーとは、その名前の通り結婚披露宴のスタートを彩る一番最初に流される映像のことです。つまり、お笑いや漫才で言う「つかみ」、起承転結でいう「起」にあたる部分になりますので、オープニングムービーを自作する以上はそれなりに気合いを入れて取り組む必要があります。とはいえ身構える必要はありません。いくつかポイントを押さえさえすれば、熟練の動画編集者でなくても気持ちのこもったムービーはつくれます。
結婚式場(披露宴会場)が、JASRACまたはNexToneといった音楽出版会社と締結する包括契約に含まれる楽曲は、各種権利への抵触なく当日CDを流す(再生する)ことができます。
オープニングムービーの「役割」とは・・・?
オープニングムービーが持つ役割は一つではありません。開始の合図、間延びを防ぐ、必要事項の説明といった形式的な役割だけでなく、ゲストの緊張をほぐし期待感を高めることで自然に笑顔を生み出すといった相当な効果があります。これまでに友人や親族としてどなたかの結婚披露宴に出席したことがある方なら想像がつくかと思いますが、実際オープニングムービーがあるのとないのとでは、会場の一体感や盛り上がりに大きな違いが生まれます。
因みにオープニングムービーの制作は会場や業者から強制されるものでもなければ、自作するかどうかも当人たちで決められるので、依頼しないまた作らないでおくこともできます。ただし、先述の内容を理由にオープニングムービーはあるに越したことはありません。今回の記事では、一番最後にオープニングムービーを自作するときのポイントについても説明しますが、まずは本題のオススメ楽曲(邦楽)からご紹介していきます。
おすすめの楽曲を紹介するといっても単に楽曲の一覧を並べるのではなく、ウェディングムービーを幾度となく制作してきた私が「この曲がなぜオススメなのか?」に焦点を当てて一曲ずつコメントしていきますので、今回の記事をヒントに自分たちにぴったりの曲を探してみてくださいね!
定番曲5選!みんな知ってる曲で盛り上がる
まずは定番中の定番から!結婚披露宴には同年代のゲストだけでなく年代の異なる上司や後輩、親族には大抵おじいちゃんおばあちゃんや小さな子どももいるので、オープニングムービーにはポピュラーかつアップテンポな明るい曲を使うことが王道だったりします。
邦楽ピックアップ
ここでは、邦楽ヒットチャートから5曲ピックアップしてご紹介します。
やってみよう / WANIMA
歌詞: やってみよう / WANIMA
国民的ロックバンドのWANIMAが歌唱するアップテンポな楽曲です。童謡「ピクニック」のメロディーラインとポジティブな歌詞が特徴的で、一世風靡したCMのテーマソングでもありますので、日本では知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?とにかくノリの良い曲ですので、主役の登場までノンストップで盛り上げたい方にオススメ!
トリコ / Nissy(西島隆弘)
Nissyこと西島隆弘さんが歌うポップなラブソングです。ちなみにウェディングソングとして「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」もとても人気ですが、西島隆弘さんの楽曲が人気である秘訣には、ダンスの振り付けがかわいいことも大きく関係しています。楽曲に合わせて二人で踊った映像をオープニングムービーに使うと、とってもキュートです。
世界はあなたに笑いかけている / Little Glee Monster
歌詞: 世界はあなたに笑いかけている / Little Glee Monster
女性5人で構成されるボーカルグループ、Little Glee Monsterが歌うCMソングとしてもお馴染みの楽曲です。グループ名が意味する通り、一人ひとりに歌唱力と表現力が伴ったパワフルな歌声が特徴で、聴けば自然と元気がでるような楽曲が多いこともまた特徴です。ということは、オープニングムービーも“リトグリ”で盛り上がること間違いなし!
ドラマ / C&K
歌詞: ドラマ / C&K
曲だけ聴いたことがあるという方は驚くかもしれませんが、C&Kは男性2人組みのボーカルユニットです。というのも、CLIEVYさん(サムネイル左側)は男性離れした高音域の音が出せる声帯の持ち主で、KEENさんと奏でる男性らしくも美しいハーモニーは、一度聴くと脳裏に焼き付いて離れなくなります。・・・C&Kの奇跡の歌声をご堪能あれ。
lovin’ / Mrs. GREEN APPLE
2019年リリースの「僕のこと」で知名度が急上昇したことでも知られる、Mrs. GREEN APPLEが歌唱するリズミカルなラブソングです。男女5人組みのロックバンドで、ボーカル&ギターの大森元貴さんも裏声が美しい男性アーティストとして注目され続けています。リズムが取りやすく明るい曲ですので、オープニングムービーにはもってこいです。
話題曲4選!いま旬のあの曲で期待値アップ
披露宴のオープニングを盛り上げるためには、今流行っている曲や話題の曲を選ぶというのも一つの手です。タイムリーな曲を使うことで、時を経て映像を見返したときにより鮮明に懐かしさを感じられるなんて、とてもとても“エモい”ではないですか。
邦楽ピックアップ
ここでは2021年4月現在で、タイムリーな楽曲を4曲ご紹介します。
虹 / 菅田将暉
歌詞: 虹 / 菅田将暉
個性的なファッションや俳優としても常に脚光を浴びる菅田将暉さんの新曲です。2018年の「さよならエナジー」に続く話題の曲で、映画「STAND BY ME ドラえもん 2」の主題歌にも抜擢された模様。大切な人に寄り添う歌詞と、自身の楽曲では初というご本人が俳優として出演するMVも印象的で、落ち着いた雰囲気のウェディングとの相性は抜群です。
Stand by me, Stand by you. / 平井大
歌詞: Stand by me, Stand by you. / 平井大
数多くのヒット曲を生み出している平井大さんが歌うバラード寄りのラブソングです。デビュー当時の雰囲気とは打って変わり最近はワイルドな印象が際立つ平井大さんですが、癖になる歌声は今も変わらず、多くのファンを集う魅惑のアーティストです。つい最近リリースされた新曲「タカラモノ」もヒットの予感満載で、これまた大いにオススメです!
魔法の絨毯 / 川崎鷹也
歌詞: 魔法の絨毯 / 川崎鷹也
昨年TikTokをきっかけに爆発的に注目を集めた旬な楽曲です。聴く人をややしく包み込むようなハスキーな歌声が心地いい川崎鷹也さんですが、現実味のある等身大な歌詞も魅力で多くの共感を呼んでいます。たった一人の大切な人への切な想いが身に沁みる“いい曲”ですので、当日はじめて聴いたという方も誰の曲だろう?ときっとググるはず。
もう一度 / [ re: ]
歌詞: もう一度 / [ re: ]
突然、未知の脅威に晒された世界に生きる全人類に向けてつくられたようなメッセージ性の強い楽曲です。しかも見ての通り、曲を歌うアーティストは大物ぞろいです。盲点になりがちですが、ウェディングは当人たちだけでなくゲストにもパワーを与えられる稀にない機会ですので、ぐっと心に響く演出で一体感を生むというのも素敵だと思いませんか・・・?
希少曲3選!風変わりな選曲でおしゃれism
国民的ヒットソングもタイムリーな流行曲も、人とカブる確率が高くなることは否めません。とはいっても、どれだけニッチな選曲を試みたとしても人とカブる可能性はゼロにはできないので、割り切って「自分たちが好きな曲」を選ぶのもグッドです!
邦楽ピックアップ
ここでは、オープニングムービーの選曲としては珍しい3曲をご紹介します。
インフィニティ / 優里
歌詞: インフィニティ / 優里
切なくも心温まる失恋ソング「ドライフラワー」でヒット中の優里さん。本曲はTVアニメ「SK∞ エスケーエイト」のエンディングソングとしても知られる、友情がテーマの楽曲です。ゲストに友人や仲間として縁の深い人たちが多いケースでは「今日は(場の盛り上げ)よろしく」といったメッセージを込めて、会場一体の緊張をほぐすのもまた素敵です。
Kiss You Back / Nulbarich
今絶対に外せないトレンドバンドNulbarichが歌唱する、大人っぽさを感じるシティポップです。ところどころ聞き取れる日本語に、一瞬気のせいかと受け流してしまいそうになる不思議な聴き心地が会場をおしゃれに演出。それでありながら愛する人のために綴られた歌詞は情熱的ですので、都会的なウェディングにぴったりな選曲と言えるのでは?
YOKAZE / 変態紳士クラブ
歌詞: YOKAZE / 変態紳士クラブ
ハマると抜け出せなくなるジャパニーズレゲエのカルチャーが感じられる、安寧な応援ソングです。強烈な名前と見た目にもやんちゃな変態紳士クラブですが、聴く人の心にスッと透き通るような気持ちのいいメロディーと歌詞は、新しい門出を迎える二人だけでなく、当日重大な役を任されているゲストの不安を吹き飛ばしてくれるはず!
開始3分で「心をつかむ映像」をつくるコツ
どのようなオープニングムービーにするか、そろそろイメージできてきた頃ではないでしょうか・・・?しかし忘れてはいけないのが、あくまで盛り上がりのピークは主役の登場であるということ。そういった意味でオープニングムービーは音楽に例えると、聴く人の期待感が一気に高まる「サビの前(Bメロ)」に近い感覚があるかもしれません。これを踏まえて、オープニングムービーを自作する時に大切なポイントをご紹介したいと思います。
長いのは厳禁!短く3分くらいに納める
オープニングムービーの長さ(尺)は、3分が目安です。
厳密に言うと1~2分がベスト、長くても5分以内には収めましょう。音楽でもサビまでがあまりに長いと焦れったく感じるように、ゲストにとって主役の登場はただでさえ待ち遠しいものですので、長く感じるようなオープニングムービーは必要以上にもどかしい印象を与えかねません。内容は詰め込みすぎず、簡潔にまとめることが大切です。
主役の二人を象徴するような曲を選ぶ
知名度の高いポップスミュージックが無難ですが、決まりはありません。
曲調として老若男女問わず受け入れられやすいのは「ポップス」ジャンルであることは確かですが、オープニングムービーには絶対にリズミカルな曲やアップテンポな曲を選ばなくてはならないというような決まりはありません。思い出してみてください・・・主役はだれだったかを。そして盛り上がりのピークを。しっとりとしたバラードでも、ロックやクラシックでも、自分たちに所縁のある曲や主役の二人にぴったりな曲を選ぶことが大切です。
ゲストが思わず「笑顔」になる演出を!
これが最も大切なポイントです。当日の主役は“幸せな二人”でも、結婚披露宴をする一番の目的はゲストの皆さんにたくさん笑顔になってもらうこと、そして楽しんでもらうことです。もちろん涙の場面も訪れますが、披露宴のオープニングは笑顔が鉄則です。当人たちの簡単な紹介やゲストへの感謝を示すメッセージに加え、余興や乾杯のあいさつを担当していただくゲストの紹介など、必要にして十分な情報を如何におもしろく伝えるかがミソです。
制作: PICNIKO(ピクニコ)
とはいっても、必ずしも面白おかしく演出するだけがオープニングムービーではありません。あえてテキストや写真は使わずに「前撮り写真」ならぬ「前撮り動画」を使って、シネマチックな映像に仕上げることでゲストの期待感を高めるというのも、今どきな感じがしておしゃれです。ただし、こういった映像は撮影テクニックと編集テクニックがものをいうので、オープニングムービーの制作に関わる人選や業者選びも重要になります。
オープニングであれプロフィールであれエンドロールであれ、披露宴でムービーを流すタイムングは盛り上がりの山やその前後になりますので、当日の雰囲気をイメージしながら選曲したり編集すると作業は捗りますが、一番大切なのは言わずもがな気持ちが込もっていることです!
いかがだったでしょうか?この記事を気に入っていただけたら、コメントやシェアをしていただけるととても励みになります!これからも動画編集が楽しくなるような情報をどんどん発信していきますので、たまにサイトをチェックしてみてくださいませ。では、またべつの記事でお会いしましょう!
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