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撮影テクニック

【初心者向け】カメラで動画を撮影するときの基本のコツ!

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こんにちわ!大阪でクリエイターをしています、藤原ななえ@fujiwara_nanae)です!

この記事の内容は、フィリピンと日本を行き来しながらフリーでカメラマン及びライター活動をされている「スミレさん@sumire.nz)」にご提供いただきました!経験知識ともに豊富な現役カメラマンからの生のアドバイスですので、趣味で行う動画撮影などにも気軽に取り入れてみてくださいね。

今回ご紹介するのは、高品質な動画を撮影するコツについてです。どなたにでもすぐに実践していただけるよう、できる限り丁寧にわかりやすく解説していきますので、ぜひじっくり読んでみてくださいね。この記事の目次はこちら!

はじめに

この記事では、動画撮影初心者の方、または動画撮影をしているけれどイマイチ上手くいかないと感じている方向けに、カメラで動画撮影をする際のコツをまとめました。紹介する動画撮影のコツは、一度覚えてしまえば簡単に動画のクオリティを上げる方法ばかりです。せっかく動画撮影の世界に足を踏み入れたのだから「楽しめればいいでしょ」だけでは勿体ない!どんどんレベルアップを目指しましょう!

撮影前に行う動画撮影のコツ

まず、動画のクオリティに悩む多くの人がやっていない動画の撮影前の事前準備について説明します。「準備なんていらない、とりあえずたくさん撮ってみる!」そんな考え方も、カメラの操作に慣れる方法としては間違いではありません。

でも、撮影した動画のクオリティを上げたいと思っていたり、なかなか撮るチャンスのないものを撮影するのなら、事前準備は必ずやるべき重要事項!この事前準備があるかないかで動画の質は大きく変わります。いざ撮影を始める前に最低限押さえておくべきポイントを紹介します。

撮影前に完成イメージを考えた「絵コンテ」を作る

趣味の動画撮影であっても完成イメージがなくてはなかなかスムーズに撮影が進みません。動画の一つ一つを見れば良いものが撮れたとしても、編集段階で行き詰まってしまいます。

  1. この動画で視聴者に何を伝えたいのか?
  2. 何を被写体にして、どのように見せるのか?
  3. 動画の全体的な流れはどうするのか?
  4. 動画の長さは何分程度にするのか?

などのポイントに気をつけて、動画の一連の流れを整理しながら絵コンテを作ってみるのが良いでしょう。絵コンテで決めておくべき内容としては、各シーンの「被写体の構図」「テロップ」「台詞」「音楽」「効果音」の5つ。被写体の構図には、このあと説明するアングル・ポジション・距離感などが含まれます。

絵コンテを作ることに慣れた後は時間配分など細かいことも決めておけば、さらに撮影がスムーズに進められるようになります。とりあえずは難しく考えずに、最初は簡単なものでも大丈夫。絵コンテがあるかないかだけで違いますよ!「プロじゃないのだから、そこまでは必要ない」と思わず初心者であるほど事前の構想が大切です。

POINT

パパっと書いたようなラフなものだけでも準備するだけで「なんとなく良く撮れた映像を並べた動画」から「ストーリー性のある動画」にレベルアップができます。

自分が気に入った動画を真似してみる

ただ、これから動画を始めようと思っている人に対し「全体の流れを考える」「何をどう見せたいのか考える」など、自分が撮影したいと思っている動画がよほどハッキリしていない限り、かなり難しい話です。

そんな時にオススメなのは、自分の好きな動画・撮りたいと思っている動画に近い動画を真似してみること!まずは、深く考えずに「かっこいいな〜」「こんな動画が撮りたい」と何となく気に入った動画の絵コンテを作ってみて、真似をしたりアレンジを加えたりしてみましょう。

POINT

そのうちに撮影の工程と動画の仕上がりが見えるようになれば、今後の動画撮影が楽になります。それに人の真似をすることで自分が本当に作りたいものが分かってくるものです。

動画撮影時のコツ

それでは、ここからはいよいよ動画撮影を実際に行う際のコツを紹介します。細かなルールよりもオリジナリティ溢れる動画が撮影したいと考えている方も、まずは基礎を押さえることが大切なので、今回は特にその基本的な部分のコツについてお話しますね!

カメラを動かさない・ズームしない

カメラ自体はもちろんズーム・ズームアウトも使わず画像自体を固定させて撮影する撮影することをFIX(フィックスまたはフィクス)と言います。動画撮影初心者であるほど、ついつい動く被写体を追いかけたりズームしたりしてしまうのですが、まず基本的に動画撮影はフィックスで行うようにしましょう。

なぜなら、人間の目にズーム機能はありませんよね?無駄にズーム・ズームアウトがある動画は視聴者を疲れさせてしまいます。その上、ズーム・ズームアウトすることでブレが発生しやすくなるため、悪いことばかりです。

動画は編集して使うものだと考えてください。撮影した映像は動画編集の素材となるものですので、ズームインやズームアウトだけでなく映像に躍動感を加える演出は編集で行います。

ブレのない動画を撮影する

次に気をつけたいのが「ブレ」。最近のカメラには手ブレ補正機能がついているものが多いですが、静止画ならともかく動画となると、よほど手ブレ補正に特化しているものでなければ機能に限界があります。固定して撮るべき状況の動画なのに、ブレブレな状態のものは正直に言えば素人感満載ですし、視聴者も内容に身が入りません。

そのためには、初心者のうちは可能な限り三脚などを使用して、まずはブレのない画像を撮影しましょう。三脚がない場合や三脚の持ち込みが難しい場所での撮影なら、テーブルや壁に自分自身が寄りかかるだけでもブレが低減しますし、それも無理なら脇を締めてしっかりとカメラを構えて撮影をしてください。

ただ、もちろん街歩きの画像などは手持ちがメインになってしまいます。その他にも最近はあえてブレのある画像を撮影し、臨場感を演出するという方法もあります。動画の撮り方・見せ方は無数にありますので、基本のフィックスをマスターして色々と応用してみるのも良いですね!

動画の最初と最後には余裕をもたせる

これは必ず守らないといけない約束事。カメラのスイッチのオン・オフなどの物理的な操作で、動画の撮り始めと撮り終わりはどうしてもブレやすいです。しかも、このブレは三脚を使用しても発生してしまいます。

録画時間に余裕さえ持っておけば編集するだけなので、動画の前後には必ず3秒程度の余裕を持たせましょう。例えば「おはようございます」という台詞のシーンを撮影するとして。

  1. 録画スイッチをオンにします。
  2. 撮影が始まったら、3秒程度おいて「おはようございます」からスタート。
  3. ワンカットの撮影が終わったら、3秒程度いて録画スイッチをオフに。

簡単ですよね!「一呼吸おく」それだけで大丈夫です。一旦習慣にすれば自然とできるようになります。

水平を意識した撮影をする

水平を考えていない画像とは「被写体である海岸に立つ人が綺麗に映っていても、地平線が斜めになっている」このような状態です。何かの意図がない限り、やっぱり違和感を感じますよね。何となく気持ち悪いと感じる人も多いはず。

しかし水平を保つこというのは思っている以上に難しく、撮影時に被写体に気を取られていると忘れがちになってしまうものです。水平器付きの三脚などを使用するかカメラの水平機能を使うのが一番ですが、両方使えない状況なら撮影する被写体だけでなく背景も確認して水平が保たれているかしっかりと注意しましょう。視確認の場合は厳密に言えば水平でなくても、意識をするだけでも変化があると思います。

構図を意識した撮影をする

構図と言うと難しい話だと思って嫌煙してしまう人も多いです。でも、今回は分かりやすく簡単に説明しますので安心してください!構図を少し意識するだけで画像全体の見栄えが大きく変わります。

まず、多くのカメラにはグリッド機能が用意されています。そのグリッド表示を使用しましょう。画面に均等感覚で縦3本・横3本に線が引かれ、画面が9分割された表示になります。その線と線が交差する部分4つのどれかに被写体を配置すると、画像として「なんとなくそれっぽく」仕上がります。とっても簡単なことですが、これが構図の基本と言える「三分割構図」。三分割構図を守ると簡単に見栄えの良い画像に仕上がります。

POINT

もちろん自分が良いと思った構図で撮影するのも良いですが「この動画のこのシーンかっこいいな」と感じるものを構図に当てはめてみると、不思議なくらい結構な割合できちんと構図に収まっていたりします。見てほしい部分に視線を誘導する方法とも言えるので、使いこなしてみてくださいね。

被写体のアングルとポジションを使い分ける

よくアングルとポジションは一緒にされていますが、厳密に言えばこの2つは意味が違います。アングルはカメラを構える角度、ポジションはカメラを構える位置のこと。この2つを上手に使いこなすと被写体のイメージを変えたり、伝えたいことをより強く表現できるまさに画像マジックが使えるので、是非チャレンジしてみましょう!

  1. 水平アングル(水平)
  2. ローアングル(カメラを上に向ける状態)
  3. ハイアングル(カメラを下に向ける状態)

このようにアングルには大きく分けて3つあり、同じくポジションにも3つあります。それぞれをザックリと覚えてもらえれば十分です。

  1. アイレベル(被写体の目線と同じ高さにカメラを構える)
  2. ローポジション(被写体の腰より下の位置にカメラを構える)
  3. ハイボジション(被写体の目線より上の位置にカメラを構える)

このあと代表的なアングルとポジションの組み合わせと効果について説明しますが、アングルとポジションの組み合わせはたくさんあります。撮影する対象によって使える方法はある程度限られていると思うので「この画像をどういう印象にしたいか」を考えて撮影方法を決めましょう。それだけで視聴者に与える被写体のイメージを自分で操作できます。

水平アングル

アイレベルで撮影すれば普段自分が見る景色と変わらない角度なため、見ている人に安心感をあたえられ動画の内容に集中しやすい効果があります。自分が視聴者に話しかけるような動画であればメッセージが伝わりやすいアングルなので、多くのYouTuberが使用しているアングルですね。また、ローポジションで撮影すると子供や動物の目線のような面白い動画が撮影できます。

ハイアングル

人気の撮影方法はハイポジション。被写体が景色なら、客観的に多くの情報を伝えることができ、被写体が人や動物なら被写体を若々しく可愛らしく見せる効果があります。他にも、アイレベルで子供を撮影すれば「親の目線」の動画になり、雰囲気のある動画に仕上がりますね。

ローアングル

よく使われるのはローポジションとの組み合わせ。被写体を実物よりも大きく威厳があるように見せることができるので、歴史的建造物や高層ビルをより大きく迫力のあるものに見せたり、人の場合は自信満々の堂々としたイメージになります。

POINT

ローアングルで車やバイクが走り去るシーンを撮影すると、映画のワンシーンのような視聴者の感情を揺さぶる迫力のある映像になります。それだけでなくアイレベルで撮影すると人の目の高さで見上げた景色になるので、ローアングルはごく自然な町並みの風景や木々を撮影するのにも向いています。

被写体との距離に変化をつける

被写体との距離を変えることで動画の雰囲気や意味をより分かりやすいものに変え、動画自体のメリハリを作れます。例えば、被写体である女性が料理をする動画を撮影するとしましょう。女性の手元だけ撮影して料理が完成したら、なんだか単調な動画に感じますよね。

逆に、女性が料理をしている状態の上半身だけ撮影していると「何を伝えたいのか分からないし肝心の料理が見えない」動画になってしまいます。そんな時に取り入れて欲しいのが被写体との距離感を操ること。まず初心者が取り入れるべき被写体との距離は、クローズアップ・中間・全体のたったの3種類です。

例で使用した「女性が料理をする動画」で説明すれば、「クローズアップ」は料理をする女性の手元や料理そのもの、「中間」は料理をする女性の上半身やキッチンカウンターから上の画像、「全体」はキッチン全体や女性の全身を含めた画像です。この3つの距離感を使いこなせば大体の動画で「どこで・だれが・何をしている」かの説明はいりません。

意識して考えてみると、この方法はドラマなどでよく使用されています。動画にそこまでの情報は必要ない場合もありますが、被写体との距離感が変わることで動画全体にメリハリも生まれますし、動画の雰囲気を作り込むこともできますよ!

POINT

「主人公が東京駅の中にいる」シーンを例にしましょう。「東京駅外観」→「東京駅の中の人混み」→「主人公」の順で画像の距離感を変えることで、「主人公は東京駅にいる」という状況をテロップや台詞の説明をしなくても大半の視聴者が把握できますね。

いくつかの角度から撮影しておく

撮影しながら完成形が完璧に想定できるのならば話は変わりますが、なかなかそうも行きません。撮影している最中は自画自賛できるようなお気に入りの画像が撮れたと思っても、いざ編集段階で同じようなアングルの画像が多いと気づいたり、ピントのずれに気づいたりするものです。他にも、他人や個人情報に関わるものなどが画像に写り込んでしまっていたことに撮影中は気づかなかったというトラブルも多いですよね。

編集で対処できないような問題の場合もあるので、やっぱり何パターンかの動画を用意しておけば安心です。特に野外で撮影する場合は日光や風などの影響を受けやすく、想定外のものが写り込んでしまったりするので注意しましょう。

まとめ

写真撮影よりも短期間で多くの人が気軽に撮影できるようになった動画撮影は、あまり基本的なルールがなく、だからこそ試行錯誤して独自で楽しめるツールであると言えますね。でも、コツや基本を知ることで簡単に自分の動画のクオリティを上げることができるので、基本を理解した上で撮影に挑んでみてください!

いかがだったでしょうか?この記事を気に入っていただけたら、コメントやシェアをしていただけるととても励みになります!これからも動画編集が楽しくなるような情報をどんどん発信していきますので、たまにサイトをチェックしてみてくださいませ。では、またべつの記事でお会いしましょう!

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