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不正禁物!YouTubeが動画の「再生回数」をカウントする仕組みとは?

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こんにちわ!大阪でクリエイターをしています、藤原ななえ@fujiwara_nanae)です!

こだわって制作した映像、せっかくなら「YouTube(ユーチューブ)」をはじめとする動画共有サービスを利用して、たくさんの人に観てもらいましょう!とはいえ何からどう初めればいいのか分からないという方も多いと思いますので、できるだけ分かりやすく、オリジナル映像のシェア時に役立つ情報をご紹介しますね!

今回ご紹介するのは、YouTubeに投稿した動画の再生回数についてです。

YouTube動画の再生回数カウントの仕組みについて今すぐ知りたい方は、目次の2番をクリック。再生回数の確認方法から知りたい方は、目次の1番からどうぞ。全体を通して重要な内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。この記事の目次はこちら!

動画の再生回数ってどうやって確認する?

YouTubeにアップロードした動画の再生回数がなかなか伸びない・・・とお悩みの方は多いと思います。しかし、何ごとも最初から上手くいくことの方が少ないと思いますので、はっきり言って悩むことではありません。とはいえ、制作した映像をたくさんの人に観てもらうためにYouTubeを利用している以上、その目的を成就するための試行錯誤は必要です。

YouTubeに投稿した動画に対する「評価ボタン」や「コメント」は、視聴者の反応を可視化できる重要な要素ですが、動画投稿者としてのYouTubeユーザーが最も注目するのは、自分自身の成果につながる「チャンネル登録者数」と「再生回数」だと思います。中でも、収益に直結する動画の再生回数は、YouTuberとして生計を立てることを目標とする方にとっては特に無視できない要素ですので、今回は確認方法からじっくり解説していきます。

YouTubeに投稿した動画に表示される再生回数(視聴者)

ご存じの通り、動画の再生回数はすべてのYouTubeユーザーに公開されるため、誰にでも「どの動画がどれくらい再生されているか」をリアルタイムで知ることができます。しかし、チャンネルを通した再生回数の推移などの分析ができるのは投稿者の特権であり、チャンネルを成長させるにおいて活用しない手はありません。

管理画面のアナリティクスで再生回数を分析する(投稿者)

まずは任意のGoogleアカウントでパソコンからYouTubeを開き、右上のアイコン画像をクリックして表示されるメニューから「YouTube Studio」を選択し、管理画面へ移ります。

管理画面では最初に「ダッシュボード」が表示されるので、左側のメニューから「アナリティクス」を選択し、ページを切り替えます。すると、チャンネルアナリティクスの「概要」タブが表示され、上部に再生回数の推移として「視聴回数」グラフが表示されます。

またグラフの下には、再生回数が多い順に人気動画の一覧が表示されますので、一番下までスクロールして「詳細」をクリックします。ちなみに、これらの分析期間はデフォルトでは「過去28日間」になっていますが、右上の期間メニューから変更することができます。

詳細モードでは、視聴回数だけでなく平均視聴時間や平均再生率、視聴者の年齢や性別など、より詳細な分析をすることができますので、フィルタで絞り込みをかけたりタブを切り替えながら需要や反響に沿って、チャンネルの方向性を決定または修正しながら動画を投稿していく姿勢こそが、結果にコミットする試行錯誤ではないでしょうか・・・!

こちらの記事では、YouTuberになるための準備と事前に知っておきたい必要事項をまとめていますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

YouTubeが再生回数をカウントする仕組み

出ばなをくじくようですが、YouTubeが動画の再生回数をカウントする仕組み、つまり一つひとつの再生が正当なものか不当なものかを判断するGoogle独自のアルゴリズムは非公開です。そのため、YouTube動画の再生回数に関する情報は基本的に「憶測」に過ぎませんが、「通説」として知っておく価値はありますので、最初に確認しておきましょう。

再生回数にカウントされる「正当な再生」

一つの動画に対してユーザーが興味をもって再生した回数が、正当な再生としてカウントされます。ユーザーが動画に興味を持つタイミングは様々ですが、ホーム画面でのスクロール中に目に留まった動画への興味、再生した動画の関連動画やおすすめ動画への興味、そしてユーザー自身が検索して上位表示される動画への興味などが挙げられます。

POINT

こういった正当な再生では、視聴者が途中で動画を観るのをやめたとしても再生回数としてカウントされます。必ずしも、最初から最後まで観られなければ再生回数としてカウントされない、というわけではありません。

こちらの記事では、PhotoshopとIllustratorでつくるユーザーの興味を引く本格的なサムネイルについて解説していますので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。

再生回数にカウントされない「不当な再生」

当たり前のようですが、不当な再生は再生回数としてカウントされません。以下、YouTubeの公式ヘルプサイト「動画の視聴回数のカウント方法」からの引用です。

YouTube では、動画を再生しているのがコンピュータ プログラムではなく本当の人間であることを確認しています。システムによって正当な視聴回数であると判断されるまでには時間がかかります。動画が公開されて最初の数時間はまだシステムが作動中であるため、正当な視聴回数すべてが表示されるとは限りません。

要約すると、YouTubeは独自のアルゴリズムによって再生が不当でないかを常に検証しており、再生回数は随時調整(変更)されるということです。具体的に不当な再生とは、人の手によるものではなくコンピュータプログラムによる再生、同じIPアドレスからの連続的な再生などが挙げられます。またF5キーを連打するなど、同じIPアドレスによる連続的なページの更新(リロード)には意味がなく、再生回数としては1日1回のカウントになります。

POINT

不当な再生でなくても、1回の再生時間が極端に短い場合はユーザーの興味に関係なく誤って再生した可能性から、再生回数としてカウントされません。また正当な再生であっても、YouTubeのアルゴリズムによって反映に時間がかかる場合もあります。

再生回数の「不正」に対するペナルティ

ここまで読んでいただけると、再生回数を作為的に増やす行為は禁物だということはお分かりいただけているかと思いますが、あらゆるリスクを無視して不正行為に走ってしまう人が後を絶たないのも事実・・・。「バレなければいい」と考えるのが人間の性ですが、不正はバレます。ということで、ここではペナルティについてお話したいと思います。

再生回数のカウントの停止と差し引き

もしも今、自分が投稿した動画の再生回数が「301回」で止まっているとすれば、それはYouTubeによる審査が入っているということです。先述の通りYouTubeは常に不当な再生がないか検証しており、そのアルゴリズムの中に、不正の可能性が感知された動画に対して再生回数が301回に達した時点での審査がある模様。

審査の基準は公開されていませんが、ユーザー評価が低いのに急激に再生回数が増えた動画、他の動画の再生回数が少ないのに急激に再生回数が増えた動画、同じユーザーによる再生が極端に多い動画などが審査対象となる可能性が高くなります。審査中は再生回数のカウントが停止され、結果的に不正と判断された場合は、ペナルティとして不正分の再生回数が大幅に差し引かれます

動画の削除とアカウントの停止または削除

YouTubeによって不正が悪質と判断された場合は、ペナルティとして動画の削除のみならず、アカウントの停止または削除が執行されます。悪質な不正とは、主に「再生回数の水増しサービスの利用」です。信じ難いかもしれませんが、世の中にはYouTube動画の再生回数を販売している業者が存在します。YouTubeはこれを問題視し対策を強化していますので、こういったサービス(システム)の利用による再生回数の水増し行為は、ほぼ100%の確率で不正へのペナルティが課せられます

こちらの記事では、YouTube動画の無断ダウンロードに関する著作権上の問題について詳しく解説していますので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。

正当に再生回数を増やす方法とは・・・?

お察しの通り、正当に動画の再生回数を増やす方法はたった一つです。ひたすらに、ユーザーのためのコンテンツを発信すること。それは、つまり再生回数を伸ばすための小手先の技術に頼るのではなく、また投稿者の自己満足でもなく、視聴者が求める動画をつくり、投稿し続けるということです。なぜならGoogle(YouTube)が不変的に重要視するのは、コンテンツの品質と更新頻度だからです。

こちらの記事では、YouTubeに通常よりも高画質で動画を投稿する方法について解説しています。意外と知らない人が多い内容ですので、要チェックです!

改めて、再生回数の不正は「ダメ、ゼッタイ!」

念のためにもう一度、YouTubeに投稿した動画の再生回数に関する不正行為について確認しておきましょう。口酸っぱく言いますが、不正行為はバレますのでやめておきましょう。というか、絶対にしてはいけません!

  1. 投稿した動画を自分で何度も再生してはいけません
  2. 恣意的に誰かに何度も再生させてもいけません
  3. 再生ページを何度も更新(リロード)しても意味がありません
  4. 再生回数を水増しするプログラムを使ってはいけません
  5. 再生回数を水増しするサービスを利用してはいけません

不正行為に手を染めることなく、純粋に映像制作そして発信を楽しんだ結果、再生回数やチャンネル登録者が伸び、たくさんのファンが集まったときにのみ本当の意味での達成感や充実感が訪れる・・・と、私は思います!

いかがだったでしょうか?この記事を気に入っていただけたら、コメントやシェアをしていただけるととても励みになります!これからも動画編集が楽しくなるような情報をどんどん発信していきますので、たまにサイトをチェックしてみてくださいませ。では、またべつの記事でお会いしましょう!

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